ポンちゃんゴロク その346
金曜日, 1月 17日, 2014カタ カタ カタ
せんたくきの まわる音
ごはんの たき上がる
もわん とした 白いゆげ
カリカリカリ ねこがつめとぎ
してるから
そろそろ みんな
帰ってくるね。
おだやかな 夕暮れ。
もう しばらく
こうしてたいな。
カタ カタ カタ
せんたくきの まわる音
ごはんの たき上がる
もわん とした 白いゆげ
カリカリカリ ねこがつめとぎ
してるから
そろそろ みんな
帰ってくるね。
おだやかな 夕暮れ。
もう しばらく
こうしてたいな。
ピカピカ 小さなツリー
イチゴの まるいケーキ
ほのあかるい キャンドル
ポトン ポトン 白い雪。
しんしん つめたい
冬の夜
ここだけ
別世界 だね。
どっちが 正しいかなんて
誰にも わからないから
なんにも言って
あげられなくて
その まっすぐに
みつめる 瞳。
その先には きっと
晴れやかな 未来が
待っているから
ね。
はるか高い あの場所からは
この出来事は たわいなく
遠い彼方を 見据えれば
何も恐れるコトは ない。
風に ゆれるコト なく
雨雲に 惑うコト なく
目の前に ひろがる
ただ ひとつの 希望
空 の 青
あの星を 目標に
ここまで来た
けれど
まだ 何にもなれず
ただ
ゴロゴロと 続く
道 あるのみ。
せめて
惑わされぬよう
夜空を 見上げる。
雑草を かき分けて
がむしゃらに 進む
背中を みつめてた。
どうか
その壁の 向こうに
ささやかで
おだやかな 時間が
存在してます
ように。
いつも いつも いっぱい
グチを 聞いてくれて
ありがとう。
カチカチの こころが
コロン と 動いて
おだやかに なれます。
夏には 一緒に
花火を 見に
行きたいね。