ポンちゃんゴロク その257
金曜日, 4月 27日, 2012長い あいだ そうだったから
急には 変えれなくって
ぎこちない やりとり。
きっと 後悔するんだろぉな。
来年の 桜の花が
咲く頃に。
長い あいだ そうだったから
急には 変えれなくって
ぎこちない やりとり。
きっと 後悔するんだろぉな。
来年の 桜の花が
咲く頃に。
あたらしい カバンに
着なれない ジャケット
始まりの 合図。
待ちに待った
春が 来たから
なんだか もぞもぞもぞ。
居心地のいい
あの頃のように
しっくりと 馴染んでくるまで
もうしばらく
もぞもぞ してなくちゃ。
ガラッと 鳴った 扉の音にも
いつもの クセで 振り向いて
なつかしい 面影 さがしてる。
今まで 気付かなかったケド
こんなに 頼りに してたんだ。
ポッカリ 空いた 心のすきま
なかなか 埋まりそうになくて
せっかく 春が やってくるのに。
8時10分発の いつもの電車
重くて大っきな 肩かけカバン
おだやかな 窓ぎわの日差し
グランド見つめる お昼休み
たいくつな 五時間め
コクリコクリ 歴史の授業
放課後の おしゃべりは
夕日いろ。
毎日が 楽しくて
ずっと こうしていたくて
まだ もう少し
春が 来てほしくなくて
どっちにも かたよらないで
いつも 真ん中で
いられたら
ぐらぐら 不安定な こころ
いつも 安心して
れるのにな。
楽しみに してたのに
ずっと ずっと
仕方ないよね。
ホントだったら 今頃
あの いつもの
丘に 座って
他愛ない おしゃべり中。
今度は いつ
会えるかな。
たぶん このままでいたら
ラクチンだし
こころも 痛くないし
ぼんやり してれるケド
あの たまに
ぶわぁっ と やってくる
あったかいの にも
会えなくなるね。
まだまだ つづくと
思ってたのに
安心して
のんびりしすぎて
急に とつぜん
行ってしまいました。
せつないケド
仕方ないね。
秋には きっと
満天の夜空
まってるね。 夏に
これから おこる
いろんな コトが
ひとつ ひとつ
通りすぎてったら
たぶん あのへんで
会えるハズ だから
まってるね。
夏 だけど。